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Starlight Kiss

第6章 連鎖

「ん…はぁっ…」


ゆったりとベッドに押し倒され、俺は昌宏さんの背中に手を回す。


5年振りの彼との再会。
5年振りの彼とのキス。
そして…。


唇を啄みながら、昌宏さんは俺の服を落としていく。
俺も、彼のネクタイに手をかけた。


何で…。
何で彼はここに来たのか。
何でここで…俺を抱いてるのか。
聞きたい事は沢山あるのに。
彼に触れられると…頭が痺れる。


「あっっ、ん…!」


いきなり蕾に指を挿れられ、胸に吸い付かれる。


「あ、あっっ、や…」


上と下を同時に責められ、俺は声を上げた。
余裕が無い時の…彼のセックスだ。


飾りを強く吸い上げながら、俺の中で3本の指が暴れている。


「ま、昌宏さっっ…あっっ…」


すると昌宏さんが顔を上げ、至近距離で俺の顔を見つめた。


松岡「イく顔…見せて。久し振りに」


「っっ…」


優しく微笑まれた時…心を鷲掴みにされた気分になった。


「ひ、あ、あっっ…!!」


指が中で曲げられ、前立腺に当たった瞬間、俺は体液を飛ばしながら果ててしまった。


「っっ…はぁっ…」


松岡「………やっぱり綺麗だ…翔…」


「ん、あっっ…あぁっっ…!」


足を持ち上げられ、一気に昌宏さんが中に入って来た。
ゾクゾクと俺の背中に電気が走る。


「ん、んっっ…はぁっ…」


昌宏さんが俺を抱き締めながら動く。
俺も彼にしがみつきながら腰を振った。


俺を見つめながら、昌宏さんは俺を抱いた。
何度も何度も俺にキスを落とし、舌を絡めながら抱いた。
昔と…変わらない。


「あんっっ…はぁっ…んっっ…」


松岡「翔っっ…あんま持たないっっ…」


「ひぁっっ…き、来てっっ…」


下半身に力を入れ、昌宏さんの塊を締め付ける。


松岡「くっっ、翔…!」


昌宏さんが腰を引き、俺のお腹に体液を放った。


松岡「はぁっ…はぁっ…」


「………」


行為が終わると…一気に現実に引き戻される。


俺は起き上がり、ティッシュで彼の体液を拭うと、直ぐに服を着替えた。


松岡「翔」


「気が済んだ?」


松岡「翔…」


「スッキリしたならもう帰れよ。もうすぐ時間だ」


松岡「翔!」


「もうあんたに惑わされるのは沢山なんだよ!」


俺は彼の手を振りほどき、部屋を出て行った。

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