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気侭。

第11章 10月6日(火)

「か、彼氏とかいるんですか」

「ううん、いないよ。それと私処女だよ」

「(その情報いらなかった!)あ、そうなんですね」

「それになんか自分の胎内に他人が入ってくるの怖くない?」

「そうですね(この話続ける気か?!)」

「でしょ?だから私は処女なの」

「あ〜なるほど…」

「それに私は入れたい派なの」

「へ、へぇ〜(その情報もいらなかった!)」

「それに硬い身体より柔らかい身体の方が好きなの」

「そうなんですね〜(おっと…この話の終着点が見えてきたぞ)」

「それでね、最近考えてて気づいたんだけど私実はレズビアン何じゃないかって」

「そうなんですか(やっぱそう来たか〜)」

「……さっきから相槌しか打ってないけど聞いてる?それとも聞いてて引いちゃったの?」

「あっ、違うんです。なんと言うかその会話もしたことがない顔見知りが聞いていいような相談事?なのかと思いまして。それにただ言葉に出したくてついつい、ぬいぐるみとかに話し掛けているような感覚なら自分は話された内容を覚えてない方が都合がいいかと…」

「なるほど私のことを思っての相槌のみだったんだねありがとう、優しいね!」

「恐縮です…(あれーなんか関心された?)」

「うん、それでねそのレズだって自覚してから女の子たちが異様に可愛く見えてきたりとか触りたいっていう欲求が収まらなくてねそしたら最近それを通り越しておセッセしたいな…って思ってねそれで!!」


ここから彼女の相談を永遠とも言える長い時間

話を聞いてました。顔見知りのあの子の印象が

だいぶ変わる出来事でした…。

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