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第6章 濃厚プリンな夜 by ガーベラ♡

「それ、いいね(^^)/」


「だから、ニノの、苦しみも、
ちゃんと俺に話してよ!」

「分かったよ…智もね…」



結局はさ。
こういうことなんだよ、いつも。

つまらないことで吹っかけてくるのは、
その後の時間をより甘くするための、
大野智流の回りくどい『前戯』


俺を困らせてさ、
大事だって…
好きだって…

そう言わせたいんだ。

「ニノ…俺のこと好き?」

(ほ~ら、来た…)

「好きに決まってんだろ?
もう、貴方だけよ~?」

「俺も、好き。ニノのこと、大好き!」
そう言って、唇を突き出した。

……ハイハイ、じゃ、遠慮なく。


俺は、彼の可愛い唇に、
そっと自分のそれを重ねた。

拗ねて俺を困らせたお詫び、
という訳でもないだろうが、
智は、俺の首に手を回し、深く口づけ、
舌を差し出してきた。
それなら、いただきます…

俺が、智の舌を絡め取り、
吸い上げようとした、
まさに、その時……

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