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ねがい*ごと

第1章 プロローグ


別れ間際、ミツコさんが私に言った。


「明日の帰り、久しぶりに飲みに行かない?私亜沙美ちゃんにちょっと相談したいことがあって」

「いいですよ〜。じゃあ明日、楽しみにしてます」


ミツコさんは私より3つ年上の先輩。
いつも落ち着いていて、スレンダーな美人だった。


私は入社してから、ミツコさんにいろいろ教わってきた。
私にとって、優しいお姉さんみたいな人でもある。

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