おかずにトロトロあんかけ
第1章 幼なじみ + 変態
じゅっ…………………。
ムツメちゃんが少し口を離した。
「ユウカ〜、もう少し我慢できる?」
舌の動きが停止したせいで快感が引き、指だけが中で動かされる。
「っ…はあっ…へぇぇ?……」
「まだ早いよ。これでイッても時間余っちゃうよ?3回目までイクの?俺はいいけど…」
「……ぇえ?…」
また向かえの壁掛け時計を確認。
まだ2分しか経ってない…。
わたしはバイトまでの時間のために帳尻を合わせ、我慢しなきゃいけないようだ。
もう充分に敏感になっているのに、そんなことが出来る余裕はない。
それにそんなのムツメちゃんが調節してくれないと、
「ほら、集中して」
休む暇もなく、わたしはまた彼の手つきと舌の動きに従順に反応する。