箱……護
第2章 取調室の悪魔
「愛しただけです―――…
彼女も望んでいた…僕たちが一つになるためには…
彼女のこの姿は…必然…
彼女は、さっきまで生きていたし…
僕たちは…部屋で…愛し合っていた……
それなのに…僕たちの生きる道を――――――――…
切ってしまったんですね…」
有馬は…淡々と―――――…
答える…
梅木さんの…罵倒やすごみすら…
有馬には…通用しない…
俺の…次元を越えた殺人――――――――――…
いや…愛―――――――…?
有馬は―――…
この綺麗な顔で……
遠藤 恵美の
手足を切断したのか―――?