Beautiful Love
第3章 彼奴との出逢い
「おい。」
げ、話しかけられた。なに、どうすればいいの?下手したら殺されるとか?カツアゲとか?え、待って、まだ死にたくない。もーーーっ。こういう時、どうやって答えるのが模範的?”何?”とか?いやでもやっぱ無視するのが、一番模「それでいいんだよ、馬鹿。」
・・・・・・・。
「あのさー、御前気付いてねぇの?全部声に出てる。あと心の声が出てるときは、若干右に口がゆがむ。」
「なに、そんなとこまでみてんの?」
「はは、歪んでない。」
そういって笑ったこいつに心が動いたのは、死んでもいってやんない。
ってか私結構こいつと普通にしゃべってるよね?何で違和感ないんだろ。
「それは俺様が優しくて素晴らしい保健医様だから。」
・・・・・・・。
私黒木夏美、俺様で最悪な保健医が許嫁です。