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第21章 舞の魅力に

「 ああああ…ああ…」

舞はすぐに 梶原が中出ししたのがわかった。

でも もう梶原を責めきれなかった。

「 はぁぅ…舞…中に出した…」

舞は 肩で息をしながら 黙って頷いて 下を向いた。

ズルリとペニスを抜くと 蜜穴から 白濁の液が溢れて来る。

「 うっ…うっ…」

舞は 下を向いて泣いていた。

こんな事になってしまった 私と雄介…

取り返しの付かない 行為をしながら この禁断のループから抜け出せない事…

お互いの家族に 最大の裏切りをしてる事…

流される自分…

「 舞… ごめん… でも… 愛してる…」

そう言うと 梶原は出て行った。

舞は その場に 座り込み 嗚咽した。




梶原は 玄関を出て行くと 一瞬 隣の自分の自宅に帰ろうかと思ったが フッと 深いため息を吐くと

クルリと反対方向に背を向けて歩き出した。

真弓は その一部始終の様子を 二階の窓から 眺めていた。

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