
大野さんのバカ
第2章 2
Satoshi side
個展の片付けなんて嘘
作品はもう引き上げてあるし
会場の片付けもある程度終わってる
細かい後片付けは少し残ってるけど
通常の仕事と宮城コンサートも控えてるからって
後はスタッフさんがやってくれる
先輩のお誘いも大事なのはわかるけど
どうしてもニノに触れたくて
視線だけでわかってくれたニノも
お誘いを断って
無事脱出
ニノの車に荷物を積みながら
辺りに人気がないのを確認して
ニノの躰を壁に押し付けて
唇を重ねた
和「んぅっ…ん……ん」
外だとわかっているからか
いつもより控えめに漏れる甘い吐息と
人目を気にしてあまりしない外でのキスに
いつもとは違う背徳感も重なって
智「…っ,はぁっ…」
唇から
肌と肌が触れ合っている部分から
躰が熱くなってくる
微かに残った理性が駄目だ,と訴えるのに
躰が言う事を聞いてくれなくて
ニノの腕を引っ張って
後部座席のシートに押し倒した
幸いニノの車の窓ガラスは
スモークガラスになっていて
外からは見えないから少しだけ…と
本能のままに唇をもう1度深く合わせた
個展の片付けなんて嘘
作品はもう引き上げてあるし
会場の片付けもある程度終わってる
細かい後片付けは少し残ってるけど
通常の仕事と宮城コンサートも控えてるからって
後はスタッフさんがやってくれる
先輩のお誘いも大事なのはわかるけど
どうしてもニノに触れたくて
視線だけでわかってくれたニノも
お誘いを断って
無事脱出
ニノの車に荷物を積みながら
辺りに人気がないのを確認して
ニノの躰を壁に押し付けて
唇を重ねた
和「んぅっ…ん……ん」
外だとわかっているからか
いつもより控えめに漏れる甘い吐息と
人目を気にしてあまりしない外でのキスに
いつもとは違う背徳感も重なって
智「…っ,はぁっ…」
唇から
肌と肌が触れ合っている部分から
躰が熱くなってくる
微かに残った理性が駄目だ,と訴えるのに
躰が言う事を聞いてくれなくて
ニノの腕を引っ張って
後部座席のシートに押し倒した
幸いニノの車の窓ガラスは
スモークガラスになっていて
外からは見えないから少しだけ…と
本能のままに唇をもう1度深く合わせた
