大野さんのバカ
第3章 3
Satoshi side
最近仕事で行く先々に
記者らしい人達がチラホラいて
松潤に気を付けて,って言われてたけど
大丈夫だと思ってた
正確には狙われてるのは俺じゃなく
松潤とか翔くんだと思ってた
だから深く考えることなく
予定通り個展の最中
いろいろと手伝ってくれたリンに
感謝の意味を込めて焼肉に連れて行った
一応の注意でタクシーは別々にして
無事に食事を終えて
外に出た途端
フラッシュが光った
「フライデーです。いいお付き合いをされてるようで」
智「え!?なに?」
突然のことに身体が強ばる
「この方はどういう存在ですか?」
智「ちょっと自分,何も言えないっす…」
やばい,と思った
まさかリンのことがバレてるなんて
考えたことすらなかった
「国分先輩に続き結婚も?」
智「何も言えないっす…」
ニノとの関係よりも
危険だったのはこっちだと
今更気付く
智「すいません……」
記者が黙った隙にそれだけ言って
慌ててタクシーに飛び乗って家に帰った
どうしよう,どうしよう…
それだけが頭の中をぐるぐるまわる
楽しく笑ってたさっきまでが
夢のようで
身体の震えが止まらない
最近仕事で行く先々に
記者らしい人達がチラホラいて
松潤に気を付けて,って言われてたけど
大丈夫だと思ってた
正確には狙われてるのは俺じゃなく
松潤とか翔くんだと思ってた
だから深く考えることなく
予定通り個展の最中
いろいろと手伝ってくれたリンに
感謝の意味を込めて焼肉に連れて行った
一応の注意でタクシーは別々にして
無事に食事を終えて
外に出た途端
フラッシュが光った
「フライデーです。いいお付き合いをされてるようで」
智「え!?なに?」
突然のことに身体が強ばる
「この方はどういう存在ですか?」
智「ちょっと自分,何も言えないっす…」
やばい,と思った
まさかリンのことがバレてるなんて
考えたことすらなかった
「国分先輩に続き結婚も?」
智「何も言えないっす…」
ニノとの関係よりも
危険だったのはこっちだと
今更気付く
智「すいません……」
記者が黙った隙にそれだけ言って
慌ててタクシーに飛び乗って家に帰った
どうしよう,どうしよう…
それだけが頭の中をぐるぐるまわる
楽しく笑ってたさっきまでが
夢のようで
身体の震えが止まらない