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七瀬からの補足

第14章 "13章 虹の祝福と宴

P255

巫(ふ、かんなぎ)は、巫覡(ふげき)とも言い、神を祀り神に仕え、神意を世俗の人々に伝えることを役割とする人々を指す。
女性は「巫」、男性の場合は「覡」「祝」と云った。
「神和(かんな)ぎ」の意。


日本においては古来より巫の多くは女性であり、巫女(みこ)という呼称で呼ばれることが一般的。


七瀬の二宮さんは『虹の乙女』から溢れるマナを感じながら、
櫻井さんの“紳士的な礼”を見て、ふふっと笑っています。


Why is it hidden?
 訳 なぜ隠されるか?


This is this "flower" place.
 訳 これはこの「花」場所である。

I also hope that you make your flower bloom
 訳 私は、あなたがあなたの花を咲かせることも望む。


虹の乙女の言葉を聞いた櫻井さんは困ります。

ここで、桔梗の花を咲かせると、自分が桔梗であると宣言することになります。

自分の花を決めていない櫻井さんには、嫌な問いです。

無視する事の出来ない上位の精霊からの問いの為、答えなければいけません。

言葉を探して頭の中フル回転状態の櫻井さんの代わりに、二宮さんが『断り』を言います


霊語とは、精霊や神に対しての奏上する祝詞(のりと)の事です。(七瀬的)

かんたんに言うと、『かしこみ~かしこみ~』っという言葉です。


≪ ≫で発声した声なら、聞き取れないので、うまく誤魔化せるはずでしたが、櫻井さんは通常の「 」で発声したので、五人みんな聞こえました。

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