制服の魔法
第19章 また独り
私達は各自、部屋に戻った
−−−−チーン
みんなが起きていませんように……
真っ暗で、明かりが付いてる気配はなかった
………
「夏目ちゃん?」
振り返ると、水森くんがなぜかいた
『何で水森くん!?』
「シー!明日の相談」
『でも…こんな時間だよ?』
「ごめんね。でも…っ」
なんだか思い詰めた感じの表情だった
『分かった!まず、部屋いきましょう。』
差し足で、気付かれないように歩き、中に入った
『はぁーあ。…私、寝てしまってもいいでしょうか…』
ベッドに入ると、暖かさで眠気が一気に襲ってくる
「俺も…」
二回目だな…
水森くんと一緒に寝るの…。