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制服の魔法

第21章 助けるよ


『みず…もりくん』

優しい笑顔で頭を撫でてくれた。

私はまだ泣いていた
1つ撫でると、涙が三滴ぐらいでた
あやすように撫でてくれたけど、逆効果

「連れていけ」

理事長の命令で、連れていかれそう。

『待って!』

私の声も、秘書さん達には届かない

「夏目!…離せっ」

今はもう夜。水森くんは今日にはこの学園からいなくならなきゃならない。

でも…まだやだよ!




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