制服の魔法
第23章 文化祭!
私達は部屋に戻った
輝くんの部屋がないということで、私の部屋にいる
今造ってるからすぐ居なくなると思うけど…
「夏目ちゃんは文化祭、何やるか決めた?」
『ううん。合併してから話し合うんだ』
「そっか」
『最近輝くん、モテモテだよね。みんな噂してた』
「そう。でもさ、俺、そういうの見ると人間に呆れる」
輝くんは浮かない顔
「なんかさ、俺が特別科に入ったら、みんな手のひら返して馴れ馴れしくする」
私もそうかもしれない。
少しでも謝罪の気持ちがあるなら、あんな馴れ馴れしくない
それなら、哀れな目で見られた方がいっそスカッとできるのに