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制服の魔法

第40章 離れて


最近、唯が学校に来ていた

『唯……学校で何かあったら言ってよ……』

「夏目こそだよ。【奇跡の星】と何かあった?」

唯には心配かけたくない。
私の問題だ。

『大丈夫…』

唯は定期的に学校に来るので、相談しても関係ない。

「はぁ…私はもう大丈夫だから。私のこと心配しすぎー」

『うん。ありがとう』

ホントは話したい。自分がどうすればいいのか、唯なら分かるかもしれない。

蓮くん…あれからずっと、目すら合わせてくれない。

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