制服の魔法
第49章 こじれ
=Side一ノ瀬 蓮=
今は輝と隠れる場所を探している。
「なぁ、蓮。屋根裏いかない?子供の時、時々いったよな。」
俺達は屋根裏にいった
「この年で男二人って、なんかきもちわりぃ」
「そうだね、蓮。それよりさ、夏目と付き合うの?」
さっさ聞いてたのか。好都合
「あぁ、そうだ。俺だけのもんになった。……もう離さねぇ」
「なにそれ、夏目は同意したの?一方的に蓮が……」
「ちげぇよ。仮のカレカノ状態だ。それならあいつは同意した。試しでもいい、俺の傍に居てくれるなら」
「ふーん。でも、ずっと傍なんて置いていられないよ。港も織人もそれに俺も。皆奪いに来るよ?」
「知ったうえだ。絶対に俺だけのもんだ。……好きすぎてたまんねぇんだよ。」