制服の魔法
第51章 すれ違い
それからというもの、蓮くんは私を見なくなった
『久し振りだね……この格子。』
「「「キャ〜!【奇跡の星】よー!!」」」
前にタイムスリップしたみたいだ。
蓮くん達、あと数日で四学年か…
でも、いるかわかんないんだよね…
自信の希望だし
『れっ、蓮くん!謝りたいのっ!』
前を通ったとき私は叫んだ
「………だれ?あんた」
『蓮くん……』
そう言って蓮くんは行ってしまう
「夏目。後で裏のとこきて。いい?」
『えっ、うん』
港くんだけは私の見方だった。
どうにか仲直りさせようとしてくれる
「全然目合わなかったよぉ〜!」
「私もぉ〜!」
そうだよね。最初から目なんて合わなかったんだから。
ナーバスになりすぎないようにしよ…
『………なんて…思えたらいいんだけど』