無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

掃除も洗濯も一通り終わって。

カフェラテを飲みながら
ぽーっとしていた。

面白いテレビなんて
あんまりやってなくて。

…つまんないなぁ。


こんな時、翔さんがいてくれたらなぁ。

そう思うようになったのは
付き合う前からずっとだ。

高校の先輩後輩の関係で
ずーっといたけど。

どうも俺のこの気持ちは
信頼を超えていたんだ。


「…あー…」


早く帰ってこないかなって
思いながらカフェラテを
ぐいっと飲み干した。

…まだかな。


時計を見ながら
ふうっと溜め息をついた。




………まだかな。
おっそいなぁ…。

午前で上がるって言ったのに、
まだ帰ってこない。

買い出しがあったって、
こんなに遅いのおかしい。

…なにやってんだろ…。


気になって連絡をいれたけど、
既読になんてならない。

…てゆか、電源切ってるみたいだし。

…どこいったんだろ…

俺…
翔さんのことならなんでも知りたいよ…。