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二宮side




「っあ、和、だめだってぇ……」

「だめじゃないでしょ？
こんなに濡らしてさ……」



ほんと、潤くんは
ばかだよね。






「お茶ひっくり返すとか、
何してるのぉ？もー……」

「だってさ、あっつかったんだもん……」



潤くんが唇を尖らせて
言うもんだから、可愛くて、
ついキスをしてた。


そしたら、潤くんの真っ赤な顔が、
もっと赤くなった。



「…ばかっ！」

「いてっ…このぉぉぉ…！」


俺が潤くんの頭を
叩こうとしたら…



「はい。楽屋でしない～」



翔さんが俺の頭を叩いた。



「ってぇ…」

「楽屋で喧嘩しない。」

「はぁぁい」



俺が潤くんに「ごめんね」って
謝ったら、潤くんが「キスしなきゃ許さない」
だってさ。


もー、仕方ないなぁ…


「ばか潤…」

「なっ、ばかはそっ…ん」



誰がばかだって？


潤くんの言葉を遮るように
キスをした。