テキストサイズ

甘く、苦く

第34章 末ズ【I love your smile 】

二宮side



「温泉行こっか…」

「は?なんで今?」



今から事に及ぼうとしてた今?


なんで?



「雪が降って、綺麗だし、
前もって予約してたから…」

「…ほんと?ありがと。」



潤くんに優しくキスをして、
温泉に行く準備を始めた。


…温泉、か…


「…和が好きだから
仕事で疲れてるでしょ?」

「…潤くん、ありがと。
やっぱり、優しいね」


俺が潤くんに向かって
ウィンクしたら、潤くんが
「えへへ」って照れ臭そうに
笑った。


……なんだこの生き物、
食べたい、食べたいんだけど……


ストーリーメニュー

TOPTOPへ