
甘く、苦く
第62章 大宮【素直に】
大野side
…おかしい。
…今日は朝から
ニノとおはようしか
言葉を交わしてない。
いつもはもっとたくさん
ニノから話しかけてきてくれるのに。
「…二ノ、」
「あー、ごめんなさい
今忙しいので。」
なんて、
画面を見つめたまんま
返事を返すんだ。
…寂しい、じゃん?
「…なんで。」
「なにがです?」
「今日のニノおかしいよ。」
「別に…具合は
悪くないですけど?」
「そーじゃなくってえ…。
いつもはもっと…
俺に突っかかってくんじゃん!」
…だって、だって。
ああやって、
俺に話しかけてきてくれる
ニノがすっげえ好きなのに。
「……はぁ、」
溜め息をついたニノが
俺の背中に抱きついてきた。
「…っ、」
「…バーカ。
可愛すぎるんだよ。」
耳元で言われて、
顔が真っ赤になった。
「…このまま
食べちゃいたいよ。」
また、ため息をつく。
…おかしい。
…今日は朝から
ニノとおはようしか
言葉を交わしてない。
いつもはもっとたくさん
ニノから話しかけてきてくれるのに。
「…二ノ、」
「あー、ごめんなさい
今忙しいので。」
なんて、
画面を見つめたまんま
返事を返すんだ。
…寂しい、じゃん?
「…なんで。」
「なにがです?」
「今日のニノおかしいよ。」
「別に…具合は
悪くないですけど?」
「そーじゃなくってえ…。
いつもはもっと…
俺に突っかかってくんじゃん!」
…だって、だって。
ああやって、
俺に話しかけてきてくれる
ニノがすっげえ好きなのに。
「……はぁ、」
溜め息をついたニノが
俺の背中に抱きついてきた。
「…っ、」
「…バーカ。
可愛すぎるんだよ。」
耳元で言われて、
顔が真っ赤になった。
「…このまま
食べちゃいたいよ。」
また、ため息をつく。
