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僕達の日常

第3章 ~慣れ始めた高校生活~

「春香さんから離れろよ
クソ豚女共が!」

「えっ?」

女子2人組の後ろを見た。

そこには、今までの優しい笑顔じゃなくて、怒りと憎しみがこもった表情で女子2人組を、睨みつけている秋葉君の姿があった。

秋葉君は、そのまま私達に近づいて来ると、私の腕を掴んでそのままBLコーナーから離れようとする。

「ちょっと待ちなよ」

「うちら、普通に話してただけなんだけど」

「普通に話してただけだと?」

秋葉君は、立ち止まって女子2人組の方へ振り返る。

「2人で迫りながら金貸せって言ってるのが、どこが普通なんだよ?
お前達バカなのか?」

「秋葉君…。」

秋葉君の言葉に、いつもの穏やかさがなかった。

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