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タヌキのポエム

第30章 果実

桃は命を生み出す聖なる果実として崇められてきたんだ。

そういえば、桃源郷とか桃が神々しいところに登場することも多いな。

李下に冠を正さずなんてことわざに使われている果物も桃だ。
他にも盗みやすい果物はいっぱいあるのに、その中でもなんで桃が選ばれたのかと不思議だった。

そういえば日本には桃太郎というお伽噺がある。
桃が命を生み出すということを具現化したようなお伽噺だ。

命を生み出す聖なる果実。

だから女のコのことは桃を使って比喩されるのか。

桃尻・・・

元々は桃はオマンコちゃんを表していて、ちょっと表現を和らげるためにお尻に置き換えたのかなとも思った。

が、そうではない。

桃や果物を切ってみよう。
オマンコはそこにあった。

お尻も神々しくて美しいが、本当に命を生み出す神秘のベールはその中にあったのだ。

果物を切るということは運命を切り開くこと。
運命を切り開かなければ決して拝むことのできない神秘に満ちた秘密の果物である。

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