妄想爆発(アカン)
第6章 ハロウィンの過ごし方③
車 side
剛怒らしてもぉた…せっかく家に来させて俺はなにしてんねん…
リビングから 小さく ふふっ と笑い声が聞こえた
今の剛か?
なんや、怒ってないんか…むしろ楽しそうに聞こえるんやけど?
光一はリビングの方に顔を向けて見るとニコニコしていたずらっ子の様な笑顔で楽しそうにお菓子を作っていた
かわっ……いや、めっちゃ可愛いな俺の嫁!!
光一は無意識のうちにリビングに行き近くで剛の顔をガン見していた
ジーッ
剛「えっ 突然なに?」
光「いや、可愛いなぁと思ってつい見てまうねん」
ジーッ
剛「そ、そぉか…」
光「おう、離せへんわ…剛の表情みてるとムラっと来るんよなぁ」
剛「…ほんまにどうしたん?さっきの言い過ぎて頭可笑しくなった…?やけに素直で光一くん若干きもいよ」
光「まぁ…さっきのは図星過ぎて自分に落ち込んでたけど剛の顔チラって見てみたら楽しそうにしてるからなんかなぁ…引きずり込まれるように来てもうた」
剛「…ふふふっ こぉちゃんがそんな事言ってくれると思ってへんかったから恥ずかしいわぁ〜(笑」
剛は笑いながら顔と耳が真っ赤になっていった
光「……ぉぅ」
光一は自分の発言にハッ となり自分自身も耳が真っ赤になっていた
剛「僕もなぁ、こぉちゃんがF1真剣に見てるとき横顔に引きずり込まれそうやったんよ(笑
かっこいいなぁってつい見とれてしまってたからアカンと思って料理しててん…」
お互い、恥ずかしい事を何故言い合ってるのか疑問に思いながら嬉しいのと恥ずかしいので顔が真っ赤っかになっていた
光「なぁ、つよぉ」
剛「なにぃ〜?」
光「Trick or Treat」
剛「えぇ…今お菓子焼いてる最中やからないよぉ」
光「じゃあいたずらやんなぁ(笑」
剛「…最初からそっち目的やったやろ!(笑」
光「そんなこと…あるけど剛くんが作ったお菓子も食べたいもん」
剛「わがままやなぁ〜(笑
えぇよ、いたずらもお菓子も両方して」
光「わがままやなぁ(笑」
剛「たまには甘ったるくてもえぇやろ?」
光「こんな甘さならいくらでも食べれてしまうなぁ」