テキストサイズ

フルートゥ

第3章 病みメロン



だから俺は自傷行為に手を出した

本当に軽い気持ちで手を出したんだ

最初は当たり前に痛かった

「こんなの何がいいんだろう」

「俺の馬鹿」

だけど毎日切っていく内に段々
切った瞬間の痛みが快感に変わった

そう、俺は快感に溺れてしまったのだ

それからというもの
1日1回のペースで切っていたのがいつしか

暇があれば切って切って切りまくってた


「なんて綺麗なんだろう」って
流れ出る赤い液体が切った線が…










ストーリーメニュー

TOPTOPへ