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虹色の精霊に導かれて…

第26章 1日目 《MC》

M「さぁ、それじゃあ移動しますかぁ?」


 客席の外周を、ぐるっと周って、歩いて行く5人。


O「いい感じだ。」
 夕日を指さす大野。

M「すっかり日も落ちて…今、ちょうど太陽が落ちそうになっていますが」
 
S「すっげー綺麗だなぁ…なぁ?」
 相葉に声を変えながら(お前も集中!!)と目で伝える櫻井。

A(うっうん…)
 慌てて頷く相葉。


 二宮を取り囲んでなかなか急がない4人


S(このまま歩いて行くと)「向こう着くまでに、夕日が落ちちゃう?」
 マイクに声が拾われた櫻井。

 二人が目が合わせる。

N「はっはっはっ」
 困った顔で笑う二宮。

S「あははっ」
 取り合えず笑ってごまかした櫻井。



A「なんの意味も無いっ」
 相葉がワザとハイテンションで話す。


M「夕日が落ちちゃうからっ 行こうね!」
 時計をチラッとみて 焦り始める松本。


S(先行ってて)
 松本に合図をする櫻井。

 小さくうなづく松本。



M「どうもっ 嵐ですよっ」
 小走りでステージに向かう松本。

 移動中 振り向く

M(相葉くんも来て!!)

A「今っ!今すぐ行きますからっ(大ちゃんも来て!)行きますよっ!」



M「いやぁ 今日は綺麗だね!夕日がなんか、毎日、陽の表情が違って」

O「ね!」

A「ねぇ、雲がねぇ 違うもんね」

M「うん」
 後ろが気になる松本。



二宮の歩幅を合わせて、しっかり支えるわけでなく 誘導している形をとる櫻井

会場からの視線を感じた櫻井は

S「こんちわっ こんちわっ

  どうもっ 嵐ですっ
 
  山田太郎物語ですっ よろしくお願いしますっ」

 思いつくワードをドンドン 口にする。

S「カズナリニノミヤ!」

N「ふふ どうも山田太郎です ハワイの皆さんこんにちは」

S「ははは」

N「はっはっはっはっは…」
 ゆっくり歩きながら、笑う二宮。

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