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虹色の精霊に導かれて…

第32章 嵐 コンサート フィナーレ


五人が楽しそうに跳ねながら、赤い絨毯を歩いている。

M「あれ 俺らのヘリ♡」
 松本がヘリを指さす。

カメラがヘリを映そうと向きを変える。
 大野が両手の親指を上げて笑う。
相葉がカメラに向かって『ありがとう』という。


 ヘリの前で 松本が大野の手を取る。

 大野は二宮の手を
 二宮は相葉の手を
 相葉は櫻井の手を しっかり上げて

大きな声で「ありがとう」と叫んで頭を大きく下げた。


乗ってきたヘリに次々と乗り込む。

 松本は扉の前で、大きくアロハポーズをしたあと乗り込む。

スタッフ「シートベルトお願いします。すぐ飛び立ちます」
 メンバーに声を掛け、シートの確認と扉の内側ロックを確認していくスタッフ。


A「準備万端だね」
N「当たり前でしょ?プロだもん!」

スタッフが扉を閉める。


 機内のカメラに笑顔で手を振る松本。
 大野は両手ピースをする。
 櫻井も手を振る

 二宮も手を振る

N「まだ 映ってるよ」
 相葉に手を振る事を進める二宮。


M「イエィィ」
 テンション高い松本が櫻井にハイタッチ。

S「イェェイ」

A「イェィィ」
 その勢いで相葉ともハイタッチ。

M「はははは」
 松本 大野とタッチして大笑い


O「ハハハ」
後ろの三人とタッチをしたい大野、シートベルトで体が動かない。

 万歳の形で後ろの三人にタッチをしようとする。

大野の手をしっかり持った二宮
腕をポンポンと叩く櫻井。
後ろから頭を触る相葉。


N「もっと アピールする?」

S「しゃぁぁぁ とか?」

O「うぃい!」

イヤモニ「飛び立ちます!」


N「It flies.」
 左人指し指を伸ばして宣言する。 

A「イッツ! イッツ!」
 その声に合わせて両人差し指を交互に動かす相葉。

M「やったね…」
 松本 離れていく外のスタッフに手を振る。


 ヘリが真っ直ぐ浮上。
M「おお!」
 声を上げる松本。


ヘリがゆっくり会場の上でホバリング。


ヘリの中でメンバーが「バイバイ」と外に向かって手を振る。

 ヘリの中のカメラには「ありがとう」と言う。



会場ではヘリが見えなくなるまで
‘ゆずれないよ 誰もじゃまできない 体中に風を集めて 巻きおこせ あらし あらし for dream’
と、歌いながら手を振っていた。

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