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虹色の精霊に導かれて…

第52章 2日目 《MC》

S「相葉さんも、改めて。」
 櫻井が相葉に話をふる。

 ジャケットを脱いぐ相葉。


 そのジャケットとタオルを無言で櫻井に向ける。


S「え?これ、俺が持つってこと?無言で渡されたけど。まぁいいけど…」
 戸惑いながら相葉のジャケットを受け取ろうと手を出す櫻井。


A「ゴメン、これ持ってて」
 ジャケットから手を離すとき『あ!』見ないな顔でいう相葉。


S「重っ!!
 ジャケット持った櫻井は思った以上の重さに驚いた顔をする。

 側にいた大野もそのジャケットの重さを確認する為に、櫻井の持っているジャケットを持ってみる。
O「おもっ!汗かいてるから?」
 相葉の方を向いて驚きを伝える。


S「びっちゃびちゃだな、オイ!」
 たっぷり汗を吸って重くなったジャケットをワザとらしく小脇に抱える櫻井。


A「ごめんごめん。

  あのー、

  11月にMIRACLE デビクロくんの恋と魔法っていう映画が日本で公開になります。」

S「おぉ!」

A「日本の皆さんは、今、ご覧の映画館で見れますので、ぜひ見てください。」


S「ハワイの皆さんは?」

A「ハワイは、今、上映できるか交渉中です

  ので。

  MIRACLE デビクロくんの恋と魔法、ラブストーリーで、とても楽しめる作品になってると思います

  ので。よろしくお願いします🎵」

S「ラブストーリーなの?知らなかったわ。」

O「え?」

A「言ってなかった?」

S「言えよ!ラブストーリーの場合は。」



O「言ってくれないと。」

S「じゃあ、ラブシーンとかもあるんですか?」

A「あります。」

O「お! 何したの?何したの?」



A「え?あんなことや、こんなことが『バカヤロー(ビートたけし風)』」

S「あー、ないな、これ大したことねーや。」

O「何もないな、うん。」

A「え?ちょっとー。」


会場「 (笑) 」

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