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虹色の精霊に導かれて…

第5章 ハワイの懐かしさに乗って

松本視点

 翔さんと話をしていると、チーフの声が聞こえた。

チーフ「衣装は、そのカーテンの中だ!鍵。ちゃんと掛けとけよ」
 扉を閉めるチーフ。


A「はーい」
 小走りに走ってきてスチール扉の内鍵を掛けている雅紀。


「翔さん開けて!」


S「あーうん」
 翔さんがカーテンをシャーッと引っ張る。



~時間をかなり巻き戻します~


N「おはようございます!松本さん!」

 朝、ニノが色々画策した顔でコンサート会場に現れた。

「これは、これは、二宮サン!オハヨウゴザイマス!」

 画策した顔に見合った、挨拶をした俺に、満足した笑顔になるニノ。


「リーダーと相葉さんは?」

 翔さんはZEROがあるって聞いてたから、そんなに気にしなかったが、リーダーがいないのが引っかかる。

N「相葉さんはグッズのチェックしに行った。リーダーはただ今画伯煮詰まり中。飛行機ズラしてくる…って」

 寂しそうな顔のニノ。

(さびしいなら、雅紀にくっ付いていればいいじゃん…みんな気づいているのに…)

「煮詰まり…それは、ニノも助けれないねー」

N「そうなの…」

(おや、めずらしい……て、事は…策を練れきれてない…ほーこれも、珍しい…)


N「元気をさぁ…LIVE前に五人だけになる所ないかな?」

「五人だけでねぇ……」

N「じゃまが入らない所がいいんだよ」

「……じゃま…あ!いい場所ある!ちょっと来て!!」

(うってるけの所がある)

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