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第4章 artist

ナオトもたまたま

今日がやすみだったらしく、

夕方から酒でも飲もうかと

誘ってくれた。

俺は何度も桜にメールか

電話しようとするけど

そんな勇気もなかった。

......俺ってこんなやつだっけ?

「お前、子供かよ〜」

俺の話を聞いて笑うのはナオトだ。

「だって......」

「あの子、そんな簡単じゃないぞ。

だから強引に襲えるわけないって

最初いっといたじゃん。

お前もチャレンジャーだなぁ。」

笑いながら俺の背中を叩く。

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