無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

家の近くで停めてもらい、

そこからは急ぎ足で家に飛び込む。

まわりを確認すると記者はいない。

なら大丈夫だ。

部屋にはいる。

「わ、オシャレ〜」

お邪魔します、といって

ヒールを脱いで揃えると

まわりを見渡す。

「生活感ないね。」

ふふっと笑う桜。

「あしたからも休みなしで仕事。

困るよな、ほんとに。

今日みたいな1日オフは、1か月ぶり」

「大変じゃん。」

なー、と言いながらソファにすわる。