テキストサイズ

♥GAME.com

第6章 present

「え、まじで?」

ナオトはコーヒーをのみながら言う。

「まじ。」

「それはつまんねぇなあ......」

赤い封筒が届かないことを

ナオトに告げると同じような反応。

「あ、それ、前に言ってた?」

カレンが興味深そうに言った。

「そうなのよねぇ......」

つまんないの、と伸びるあたし。

「でも、そのゲームのおかげで

悠さんと付き合えたわけだし、

あたしはナオトと一緒になれたし、

いいきっかけですよね?」

そう考えると

1回目のゲームは

ひとを不幸にするゲームだったけど

あとのふたつはそんなことないもんね。

ストーリーメニュー

TOPTOPへ