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第2章 boss

「俺に興味ありません?」

俺はじいっと目を見つめる。

「なっ//」

さっきよりも彼女の頬は

りんごみたいに染まる。

「お母さーんっ、あのねあのね」

電話を終えた緑がリビングに戻る。

さてと、こいつをどう言いくるめて

少しでも志織さんと話を持ち込むか。

「緑、少し、鹿島くんと話があるから

部屋に戻ってなさい」

たぶん、これを緑は

真剣なお付き合いだからそっか!

みたいな馬鹿な解釈をしたんだろう。

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