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第4章 artist

カランカラン

少ししたら、長髪にグラサンの

すらっとした女性が現れた。

ふんわり、甘い香りが

鼻をくすぐってくる。

ドキン

俺の心臓が不覚にも高鳴る。

「またひとりで飲んでたの?」

「桜が相手してくれないから......」

ふふ、と話を流す彼女。

俺は完全に横顔に目を奪われてた。

「どっかに朝倉悠斗さん似いないかな」

「みんな好きだよなーあの男前ー」

おい、ここにいるんだけど......

まあ気づくわけないか。

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