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Blast of Brilliant STARS

第11章 ジャポニズム③

【七那華さま・にのあい】



まだ2人とも幼い頃、和也の父親は亡くなってしまい母親だけになってしまって突然引っ越すことになってしまった。


顔をぐちゃぐちゃにして嗚咽をもらし泣き続ける雅紀に和也は言ったんだ。



『大人になったらまた会おう。

…それでまだ気持ちが変わらなかったら

ボクと付き合ってください』




そう言うとさらに雅紀の目からは涙があふれだした。



『…うん。  おねがいします。


絶対にやくそく…だからね』



そう言うと雅紀は小指を差し出してきた。


和也もその指に小指を絡めた。




それから20年


再会して約束を果たすことができた。


腕の中で裸の体を寄せる雅紀を抱きしめる。


『ねぇ。 かず… また俺とやくそく…

してくれる? 


一生側に居てくれるって…』



そう言うと目の前にそっと小指を差し出した。



『もちろん。  こちらこそ。一生側に居てください』



そうして再び2人は布団に潜って小指を絡め合わせた。



七那華さん
2015-11-16 01:59:21


〉皆さんの素敵すぎます♡
とりあえず一つだけ…またおバカエロがかきたかったけど何だかこんなしょぼいのになってしまった… 母と2人になってしまい地獄から天国へ?



〉母と暮らせばからの、二人になれて天国へ…すごい!
指切りってなんかいいよね…、切ないけどキュンとしちゃう♡
「一生側にいて」ってステキだわ☆

幸せなにのあいをありがとう♡

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