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Blast of Brilliant STARS

第15章 ジャポニズム⑦

【のさまじょさま・大宮】



「あ…粉雪」

窓の外を見ると、さらさらと雪が舞っている。

「今日は寒いもんなぁ…」

暖炉に薪をくべながら言うと、智はふふっと笑う。

「外…行きたいな」

そっと俺の背中に手を乗せる。

今、なのか。

「智…す…」

「和…お願い…」

「え?」

「外、行こ…?」

コートを着込んで、ニット帽を被る。

手袋をすると、二人で表に出た。

「わー!やっぱり綺麗!」

智のはしゃぎ方がどこかおかしくて。

俺はそれをじっと眺めているしかない。

「ねえ!和…!こんなに綺麗なの初めてだよ!」

「うん…」

さっきは言いかけた言葉を飲み込まざるを得なくて。

でも、この旅行でどうしても言ってしまいたかった。

”キミが、好きだよ…”

言えるかな…なんか言えないんだよね…

智の雰囲気がおかしくて…

「ねえ和…?」

いつの間にか智が隣に並んで立ってた。

「ずっと…一緒に居たいな…」

「えっ…?」

顔を見ると、ほっぺと鼻の先が真っ赤だった。

「俺が言いたかったんだ…」

ぎゅっと俺の手を握った。


「和、好きだよ…」


粉雪が二人の間を舞い上がった。



のさまじょさん
2016-01-23 21:42:31


〉新しい板になってから、書いてなかった!
みなさまのはもちろん読ませて頂いていたのに…!

かわいいお話にきゅんきゅん♡
きぃなさんのわちゃ、最高w
私も一本、投下ー!
スランプ中につき、ベタベタですいませんw

あ、もうすぐしやがれだねえ!
今日もかわいい嵐さんで癒やされようなっ!



〉大宮ーーっ!♡
しかもウブなやつーー!w
雪の中での告白…萌えますねえ。

お互い”今日決める”って臨んでるけど、告白までの感じがそれぞれらしさがあって可愛かったです♡
無駄にはじゃぐ智w
あたしもニット帽にのに堕ちました☆



〉こなーーゆき~~ねぇ 心まで白く
染められたなら あぁ、あぁ~…

ごめんあそばせ、ついレミオロメンを熱唱して、EDテーマ曲にしまったわ。

キュンが止まらないわ!

互いに、先に伝えたいけど中々言えない
ソワソワ落ち着かない二人が堪らないわ。

ニット帽は、普段より可愛さ3割増しね♡

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