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Blast of Brilliant STARS

第17章 ジャポニズム⑧

【しーまさま・にのあい】



店内の時計が8:15を指す頃、決まってやって来るあの人。

長身で清潔感のある髪型、今日のスーツは紺か。

いつものルートでレジまで、その手にはスポーツ新聞とリポDとフリスク。


スーツの内ポケットからコインパースを出すと、俺の手に小銭をジャラっと置く。

一瞬触れる指に、毎日どきっとしてしまう。

名前も知らない、しかも男に恋してるなんて。


翌日の深夜、初めてその人がこの時間に来た。

ネクタイを緩め、疲れた様子でレジに持ってきたのは冷えピタとお弁当。

…具合悪いんだ。

大丈夫かな。

「こちら温めますか?」

「…」

「…あの、」

「俺あっためてくれません?二宮、さん?」


なんて、とおどける初めて見た笑顔とその声に、撃ち抜かれた。


「…俺でよければ、いつでも…」

「…?」

「あの、リポD好きなんですか?」

「えっ?」

何か喋んなきゃ、と夢中だった。


気付いたら名刺を貰って、自動ドアをぼんやり見つめてた。

数分の会話も、うまく思い出せない。


そこに書かれた”相葉雅紀”という名前と携帯番号にすら、どきどきしてしまって。


”また朝に”と残した声が、いつまでもリフレインしていた。



しーまさん
2016-03-03 22:35:25


〉こんばんわー♪

のさまじょさんスレ立てありがとうございます♡
そして初のスーツを投下!

リーマンスーツ相葉とコンビニ店員にのでしたっ
スーツ感が薄い…!w
久しぶりなので色々お許しください(・・;)

にのは青い縦じまを着せたい\(^o^)/w



〉スーツ感が薄いなんて、とんでもないわ!

ビシッとキマッた相葉さんのスーツ姿が浮かんで、冒頭からヤラれちゃったわよ///

「俺あっためて?」に私もズキュンよ!

ニノ店員の勇気ある返答もグッジョブだわ。

ロー○ンね?私もローソ○派だから激しく同意だわw

相葉さんは名前を覚えて、連絡先まで…

好意があるのは間違いないわね。

コンビニから、恋のはじまりね♡

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