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煩悩ラプソディ

第13章 オキテ破りのシェアハウス/all






そんな翔の視線に気付いた潤が、ふふっと笑って翔を呼んだ。


潤「…じゃあ、これにお湯沸かしてくれる?」


鍋を見せると、翔が嬉しそうに頷いてキッチンに入ってきた。


潤はそんな翔を見て、あらぬ妄想を抱き始める。



待てよ…今この家には俺と翔さんだけ…


てことは…これってチャンス?



嬉々として鍋に水を入れる翔の横顔をチラリと見て、潤は静かに声をかけた。


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