例えばこんな日常
第1章 楽屋の巻/all
二「せめて使用前のやつにしてもらわないと、ねぇ?」
相「いや履いてないってコレ!使用前だってば!
…ちょっと、超汗出たんだけど」
櫻「てかそんなん落とすって相葉くんのカバンどうなってんのよ」
松「穴とか開いてんじゃないの?」
相「えぇ〜?ちょっとマジで恥ずかしいんだけど…
てか楽屋で良かったぁ〜」
二「基本前向きなんだよな、この人」
大「…ん、なに?どしたの?」
二「あ、ちょっと聞いてくださいよ。
相葉さん楽屋の前でパンツ脱いじゃってんすよ」
相「脱いでねーよ!落っことしたの!
それじゃただの変態じゃん!」
松「え、違うの?」
櫻「ふはっ!もうなんか…え、何の話だっけ?」
二「え、変態さんがパンツ捨ててマーキングした話でしょ?」
相「ちげーよ!何だよそれっ!
さ、い、ふ!財布がないのっ!」
大「あぁ、財布ってこれでしょ?」
相「…あ!これ!
え、リーダーどしたのこれ!?」
大「や、今トイレ行ったら落ちてた、入り口に」
松「また入り口かよ!」
二「どんだけマーキングすんのよ」
櫻「それ良く分かったね、智くん」
大「うん、なんか見たことあるなって思って。
相葉ちゃんのかもって」
相「マジでー!?うわ、良かったぁ〜!
ありがと大ちゃん!」
櫻「…なんかヘンゼルとグレーテルみたいだよな」
松「あぁ、目印になんか落としてくやつね」
二「帰り道分かんなくなったら大変だもんね」
相「分かるよそのくらい!
はぁ…も、なんか一気に疲れた…」
櫻「ははっ、今から収録だっつの」
相「あ…あれ?
待って…携帯ない、」
松「も〜なんなんお前」
二「あ、はーい。さ、行きましょうかね」
松「どっかの入り口に落ちてるってたぶん」
櫻「そうそう、終わったら探そうなー?」
相「えっ、ちょっ!待ってよ!携帯ないってば!」
大「…相葉ちゃん大丈夫、俺今日持ってきてもないから」
相「いやそれフォローになってないでしょ!
ちょっ、待ってよみんなぁ〜!」
ーー収録後、メンバーみんなで相葉氏に電話をかけて携帯の居場所を探したところ、私服のズボンのポケットに普通に入っていたことは言うまでもない…。
おしまい