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例えばこんな日常

第5章 CARNIVAL MILK NIGHT☆part2/all






◆M

あいば「お前の全部曝け出せよ…そしたら他でそんな顔出来ないくらい可愛がってやるから」

にの「っ……くっ、」

(目の前で囁かれた雅紀の低音に、和也は惹かれるように自身を握る手に力を込めた)

じゅん「ね、聞こえた?」

さとし「いや聞こえねぇな…なにコソコソやってんだ」

しょう「ね、俺にも代わって!俺も聞きたい!」

(智と潤に扉前を占領されてしまい、必死に2人の肩を叩く翔)


■C

にの「ぁっ…ん、はぁ…」

(壁に凭れて俯き加減に自身を上下しだす和也。その様子に左の口角を上げほくそ笑む雅紀)

あいば「…いいこだね、にの。ほら、もっと動かせよ…見てるから」

(潤んだ目で見上げる和也に、傍らに肘をついて見下ろす雅紀が呟く)

さとし「いいこ…良い声?なんか見てるって」

じゅん「…声?なに、歌の話?」

しょう「ねえねえ!ねえねえ!」

(頭に?を浮かべる二人の肩をガクガク揺さぶりながら、小声で食い下がる翔)


◆M

(扉向こうの気配を察知して再度にやける雅紀)

あいば「おいで、にの。こっちでやんなよ」

にの「あっ…なんで」

(自身を扱く和也の手を取り、浴槽に入ると雅紀は自分の前に和也を座らせた)

あいば「ここでやって。みんなに気づかれないようにね……ねぇ、入っておいでよ!」

さとし「あ、相葉ちゃんが呼んでる」

じゅん「じゃあ…入ってみる?」

(なんとなくおかしな雰囲気に顔を見合わせ躊躇う智と潤をよそに、翔は勢いよく扉を開けた)

しょう「お待たせー!」

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