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例えばこんな日常

第2章 立ちトークの巻/all




櫻「なんですか?」

二「"…ん?にの〜?どした、なんかあった?"
って、寝ぼけて間違い電話だったのよ!」

櫻「あっはっはっはっは!」

二「オレの緊張と時間返せよ!」

大「あはははは…」

松「いや〜これはダメなやつだね〜」

相「や、ほんとに心配するからね、こういうのは!」

櫻「え、なに、大野さんは寝てたの?」

大「寝てた。…や、寝てたらなんか頭の方で声がしたから何だよって思ってこう…探したの。
したら携帯から声が聞こえてたの」

二「寝ぼけて私に電話かけてスピーカーにしてたんですよ、この人」

松「器用だなまた」

櫻「え、なんで電話かけれたの?
間違って押しちゃったってこと?」

大「うん、アラームかけててパッて止めた時なんかどっか押しちゃったんだろうね」

櫻「だろうね、ってあなた」

相「いやでもこれかかってきた方はビビるよ、マジで。
倒れてんじゃないかとかさ」

松「うん、リーダーならあり得そうだよね」

大「ふふ…や、にのがすんごいおっきい声で
"大野さん!大野さん!"って」

二「いや、そりゃなるでしょ?
なんも聞こえないのよ!?
オレほんとね、"あ、大野さん死んじゃった"って思ったもん」

大「あははははは!」

松「めっちゃ笑ってるよ」

櫻「いやあなた心配かけたのよ!?
ちょっとは反省して!」

大「あはは…あぁ…はい、オレ、生きてます」

二「笑っちゃってんじゃん!全然反省してねぇよこのおじさん!」

松「めっちゃツボ入ってるじゃん」

相「いやリーダー笑い事じゃないんだよ!?」

櫻「そうよ!ほら、ちゃんと二宮さんに謝ってくださいよ」

大「えぇあぁ…はぃ、えと…(カメラを向いて)
二宮くん…この間は心配かけてごめんなさい。
今度から、気をつけます。
それと…あんなに心配してくれてありがとう。
二宮くん…愛してます」

櫻「また最後ブッこんできた〜」

二「(しばらく沈黙)……もう心配させない?」

大「(頷き)」

二「ん、ほら、こっちきな?(両手広げる)」

(大野、二宮に近づきハグ)

松「なんなんこの時間!」




おしまい

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