テキストサイズ

秘密

第22章 再出発

※大野side

「もちろん」


俺は他の4人に何とか納得してもらい
ルナと2人でレコーディング室へ…

じゃなくて、ルナの楽屋?


「今日までずっと歌ってなかったから、ちゃんと声出るようになってからレコーディングするの」


「そうなんだ」


じゃあこれから聞くのは俺だけで
CDになる時とは違う歌声が聴ける

ルナの【特別】になった気分だった



まだキーボードを弾くまでの力がないから、とアカペラで歌うらしい


「ルナ、録音してもいい?」

「全然いいよ」


俺はスマホを取り出しアプリを開く

「いい?」

「うん」

スタートボタンをタッチして机に置く

ストーリーメニュー

TOPTOPへ