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秘密

第23章 誰の


※大野side


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俺らは5人揃ってルナの家の前にいるわけで

でも誰もインターホンを押せずにいる


相「ねぇ、本当に良かったのかな」

二「相葉さんが言い出したんじゃないですか」

相「そうだけどさぁ…」


さっきからこんな感じ

確かにいきなり人来られて困る時もある
でも俺らは会いたいわけで
ルナはどうなのかな



相「大野さんお願い!」


「え、俺?」

二「リーダーでしょ?」

顔を覗かないでくれよ…


「わ、わかったよ」


[ピーンポーン]


「はい」

「あ、大野です、あの…」

「ルナ様ですね、少々お待ちください」



櫻「さっくんすげぇな」

松「俺らの心読まれてるみたいっすね」







[ガチャ]


「大ちゃん…?………?!?!え、あ、え??」

「あ、いきなりごめん、みんなで会いたいねって話になって…」


「入って!」



よかった…
ルナは笑顔だった
もうこれでウザっみたいな顔されたらもうショックすぎて立ち直れる気がしないよ


相「よかったね、来て」

って囁くような声で言う相葉ちゃんがなんか可愛かった



『おじゃましまーす』



ルナの後についていくとそこはリビングではなく
俺らが2人で一夜を過ごした部屋
まぁなにをしたってわけでも……したか


櫻「ひっろー」



ニ「大野さん?なんか妙に落ち着いてません?」


「えっ、そんなこと、ないよ」


こいつの観察眼鋭すぎる
一回きたことあるからとか言えないじゃん


ふとルナを見るとルナも俺を見ていて微笑んでいた
馬鹿にされてるよな?



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