センニチコウ-変わらない愛を永遠に-
第12章 ケイトウ
Sho side
「櫻井翔ついに結婚か?」
白い紙袋を差し出しながら
慣れ親しんだ顔が笑う
翔「マジで…そーゆーのいらないから」
笑いながらヤバイことを言うけど
一番信用できる友達
中学から腐れ縁
袋の中身を確認して
確かに注文通りのモノでホッとした
「持つべきものは優秀な友達だろ?」
ニヤリと笑って言ってのける
実際優秀だから否定できない
翔「いや,マジ助かった…ありがとな」
潤へのプレゼントは
特別なモノにしたかった
でも俺がどこかでコレを買ったことが知られれば
それこそ大きな騒ぎになる可能性がある
特別なルートでしか手に入らない
限定品だからこそ
何処で足がつくかわからないから
輸入会社で働いている友達に窓口を頼んだ
誰にでも頼めることじゃないから
本当にありがたい
「櫻井のそんな顔見れて満足したわ」
別れ際そんなことを言って
カッコよく外車で帰って行った
やっぱり“持つべきものは友”だと思う
親友の後押しをもらって
愛しい人を迎えに行く
翔「お疲れ様」
駐車場で車に迎え入れると
キラキラした可愛い笑顔を
俺に向けてくれる
その唇にキスをして
2人だけの時間が始まる
5年目…
変わらない空間がココにある
予約したレストランの場所を聞き
車を走らせた
途中,人気の少ない信号で
どちらともなく唇を寄せる
親友の言う“そんな顔”ができるのは
潤がココにいるから…
やっぱり“持つべきものは可愛い恋人”かな…
サイドブレーキの上で手を繋いで
高台にある閑静な住宅街の坂道を
ゆっくりと登り,車を走らせた
「櫻井翔ついに結婚か?」
白い紙袋を差し出しながら
慣れ親しんだ顔が笑う
翔「マジで…そーゆーのいらないから」
笑いながらヤバイことを言うけど
一番信用できる友達
中学から腐れ縁
袋の中身を確認して
確かに注文通りのモノでホッとした
「持つべきものは優秀な友達だろ?」
ニヤリと笑って言ってのける
実際優秀だから否定できない
翔「いや,マジ助かった…ありがとな」
潤へのプレゼントは
特別なモノにしたかった
でも俺がどこかでコレを買ったことが知られれば
それこそ大きな騒ぎになる可能性がある
特別なルートでしか手に入らない
限定品だからこそ
何処で足がつくかわからないから
輸入会社で働いている友達に窓口を頼んだ
誰にでも頼めることじゃないから
本当にありがたい
「櫻井のそんな顔見れて満足したわ」
別れ際そんなことを言って
カッコよく外車で帰って行った
やっぱり“持つべきものは友”だと思う
親友の後押しをもらって
愛しい人を迎えに行く
翔「お疲れ様」
駐車場で車に迎え入れると
キラキラした可愛い笑顔を
俺に向けてくれる
その唇にキスをして
2人だけの時間が始まる
5年目…
変わらない空間がココにある
予約したレストランの場所を聞き
車を走らせた
途中,人気の少ない信号で
どちらともなく唇を寄せる
親友の言う“そんな顔”ができるのは
潤がココにいるから…
やっぱり“持つべきものは可愛い恋人”かな…
サイドブレーキの上で手を繋いで
高台にある閑静な住宅街の坂道を
ゆっくりと登り,車を走らせた