センニチコウ-変わらない愛を永遠に-
第16章 ニリンソウ
Jun side
「翔くんって今日まだ仕事かな」
追求から逃れてたら
突然出てきた翔くんの名前に
潤「…っ,げほっ…」
呑んでたビールを噴き出しそうになった
潤「な,なんで?」
「翔くん,俺に会いたいって言ってたって
潤が言ったんじゃん
今から誘ったら来てくれるかなって思って」
俺も久しぶりに会いたいし,なんて笑ってるけど
潤「…仕事だと思うけど」
つい素っ気ない返事をしてしまう
嫌なわけじゃない
恋人と親友が仲良くしてくれるなんて
嬉しいことなのに
翔くんは俺のモノ,みたいな
つまんない独占欲が少し邪魔をする
でもそんなの目の前の親友にはお見通しで
「お前の翔くん,取らないから安心しろよ(笑)」
楽しそうに笑って言われて
潤「そんなんじゃねーし!」
つい強く言い返しても
はいはいって流してくれる
「でもまじで俺もたまに呑みたいな
潤,連絡してみてよ」
そしてさり気なく翔くんに話すのは
俺に任せてくれて
…ほんと出来た親友だと思う
ポケットから携帯を取り出すと
少し前に翔くんから
相葉さんと呑んでくるってメールが来ていて
目の前の相手が気を許してる相手だから
気が緩んでるのか
いつもなら気にもならないくらいのことなのに
ちょっとまたヤキモチが膨らむ
でも携帯を手にしたからには
やっぱ今日はやめよう,とは言えなくて
[斗真が久しぶりに翔くんとも呑みたいって
翔くんどこで呑んでるの?]
それだけ送って携帯をテーブルに置いた
「翔くんって今日まだ仕事かな」
追求から逃れてたら
突然出てきた翔くんの名前に
潤「…っ,げほっ…」
呑んでたビールを噴き出しそうになった
潤「な,なんで?」
「翔くん,俺に会いたいって言ってたって
潤が言ったんじゃん
今から誘ったら来てくれるかなって思って」
俺も久しぶりに会いたいし,なんて笑ってるけど
潤「…仕事だと思うけど」
つい素っ気ない返事をしてしまう
嫌なわけじゃない
恋人と親友が仲良くしてくれるなんて
嬉しいことなのに
翔くんは俺のモノ,みたいな
つまんない独占欲が少し邪魔をする
でもそんなの目の前の親友にはお見通しで
「お前の翔くん,取らないから安心しろよ(笑)」
楽しそうに笑って言われて
潤「そんなんじゃねーし!」
つい強く言い返しても
はいはいって流してくれる
「でもまじで俺もたまに呑みたいな
潤,連絡してみてよ」
そしてさり気なく翔くんに話すのは
俺に任せてくれて
…ほんと出来た親友だと思う
ポケットから携帯を取り出すと
少し前に翔くんから
相葉さんと呑んでくるってメールが来ていて
目の前の相手が気を許してる相手だから
気が緩んでるのか
いつもなら気にもならないくらいのことなのに
ちょっとまたヤキモチが膨らむ
でも携帯を手にしたからには
やっぱ今日はやめよう,とは言えなくて
[斗真が久しぶりに翔くんとも呑みたいって
翔くんどこで呑んでるの?]
それだけ送って携帯をテーブルに置いた