センニチコウ-変わらない愛を永遠に-
第3章 コチョウラン
Jun side
「潤さあ…もしかして,男が好きなの?」
潤「…っ,な…なにいきなり」
聞きたいことがある,と斗真から連絡がきて
どこに行けばいいかと聞いた俺に
外では聞かれたら困るから,と
斗真の家に呼び出された
最初は他愛のない話をしていたのに
突然切り出された話題に動揺が隠せない
「この間…ホラ,旬と3人で飲んで
潤が酔いつぶれた日,言ってたじゃん?
男にそういう人はいるか,みたいな」
斗真達が冗談と笑って流した時
一瞬俺が見せた傷ついたような瞳が気になった,と
そう言ってから
違ったらごめんな,と苦笑いを浮かべた
どう答えていいかわからない
否定しなきゃ,という想いと
斗真になら聞いてもらえるかも,という想いが
ぐるぐると交差している
「そんな顔しなくても,引いたりしねーよ」
ポン,と肩を叩かれて
相手が誰かわからないけど
ずっと苦しむくらいならぶつかってみたら?
お前が好きになった奴なら
仮に駄目だったとしても
そんなコトで距離を置いたりするような奴じゃないよ
言われたこの言葉が頭から離れない
視線の先フラッシュを浴びて
綺麗に微笑んでる翔くんを見ながら
俺が気持ちを伝えたらどう思う?
答えのない問いかけを心の中でしてみた
「潤さあ…もしかして,男が好きなの?」
潤「…っ,な…なにいきなり」
聞きたいことがある,と斗真から連絡がきて
どこに行けばいいかと聞いた俺に
外では聞かれたら困るから,と
斗真の家に呼び出された
最初は他愛のない話をしていたのに
突然切り出された話題に動揺が隠せない
「この間…ホラ,旬と3人で飲んで
潤が酔いつぶれた日,言ってたじゃん?
男にそういう人はいるか,みたいな」
斗真達が冗談と笑って流した時
一瞬俺が見せた傷ついたような瞳が気になった,と
そう言ってから
違ったらごめんな,と苦笑いを浮かべた
どう答えていいかわからない
否定しなきゃ,という想いと
斗真になら聞いてもらえるかも,という想いが
ぐるぐると交差している
「そんな顔しなくても,引いたりしねーよ」
ポン,と肩を叩かれて
相手が誰かわからないけど
ずっと苦しむくらいならぶつかってみたら?
お前が好きになった奴なら
仮に駄目だったとしても
そんなコトで距離を置いたりするような奴じゃないよ
言われたこの言葉が頭から離れない
視線の先フラッシュを浴びて
綺麗に微笑んでる翔くんを見ながら
俺が気持ちを伝えたらどう思う?
答えのない問いかけを心の中でしてみた