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センニチコウ-変わらない愛を永遠に-

第4章 アゲラタム

Jun side

雅「翔ちゃんおはよーっ!」

翔くんの肩に腕を絡めている相葉さんを見ても
心が黒くなるコトはなくなった

翔「おはよう雅紀」

誰に笑顔を向けていても
イライラしたりもしない

だってもう俺のモノっていう自身があるから


翔くんと結ばれたあの日,目が覚めてから

ずっと一緒にいようねって
改めて愛を確認しあった

でも俺らは芸能人でアイドルで

だからずっと一緒にいるために
このコトは誰にも内緒

今まで通りに接してメンバーにも言わない

信用してない訳じゃないけど
どこから情報が漏れるかわからないから

だからバレないように
みんなの前では今までの距離を保つ

そう約束した


和「いいじゃん,貸してよ」

智「しょーがねえな…」

目の前でリーダーの膝枕で寝転ぶニノを見て

イチャついてるのが普通のその関係が
羨ましくない訳じゃないけど

でも笑って見てられるくらい
心に余裕があって

なんか少しだけ大人になれた気さえする


潤「自販機行ってくる」

飲み物でも買いに行こうと声を掛けて
楽屋を出ようとした時

翔「潤!俺にもなんか買ってきて」

潤「ん,わかった」

こうやってたまに視線が絡んで会話ができて

当たり前のコトが嬉しくて

何がいい?なんて聞かなくても
翔くんの好みの飲み物を買えるコトが幸せで

緩む顔を引き締めて楽屋を出た

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