無料で楽しめるちょっと大人のケータイ小説

Kazunari side

欲しかった熱が躰の奥に届いて
逃さないようにと
無意識に力が入る

和「んっ…ん…ぁ…はぁっ…」

力を抜けば苦しくないのは分かってるけど
上手く躰をコントロールすることが出来なかった

智「はぁっ…キッツ…」

智も苦しそうに呟いて動きが止まる

荒くなる呼吸を整えながら
その表情を見上げた

いつものふわっとした…
ちょっとぼーっとした表情も好きだけど

俺だけが見れるこの余裕のない表情も好き

俺をめいっぱい感じてくれてるみたい…

和「あっ…ぁぁっ…んゃ…ぁっ」

中心を擦られるとズクッと腰が震えて
一気に奥に入り込んだ

息ができないくらい苦しい…

でも,俺を呼ぶ熱の籠もる声や
口内を浸食する舌が

躰を痺れさせて
辛さより,甘い刺激が躰を駆け巡る

先端をくるくると刺激されながら
ナカで智のモノが蠢くのを感じる

前も後ろも刺激されて
一気に熱が高まった

そんなにしたら,イっちゃう…

そう訴えようとした時
グンと奥のポイントを抉られて

和「ぁああっ…あっ…んぁ…あっ」

言葉にならない嬌声と共に
押し出された熱が自分のお腹を濡らしていた

和「あっ…ぁぁ…ごめ…」

達した余韻で震える躰を
智がそっと抱きしめる

智「はぁっ…カズ,ごめん…とまんない…」

和「ぅ,ぁふ,ぁあっ…やっぁっ,ダメ…んぁっ…待っ…ぅああっ」

震える躰を押さえ込まれて
そのまま奥を何度も突かれた

達したばかりの躰は
力が入らなくて
どこにも快感が逃せない

自分がどうなっちゃうのかわからなくて

何かを求めるように
空を掴んでもがいていた