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センニチコウ-変わらない愛を永遠に-

第36章 サボテン

Sho side

躰に力が入ってるから
いつもよりキツイ潤のナカに

ゆっくりと指を進める

溢れる涙を見ると苦しくなった

俺は潤を傷つけてばっかりで
守ることもできないのに…

そんな俺が潤の傍にいてもいいのか
……不安になる

ごめん…という言葉が何度も零れそうになった

潤「ん…はぁっ…ぁっ…ん,ふぅ…っ」

でも,一生懸命息を吐いて
俺を受け入れてくれる姿が健気で

初めての時を思い出した

潤はいつでも,どんな時でも
俺を受け入れてくれる

怖くても,苦しくても
俺に身を委ねてくれる

それが嬉しくて…愛おしい

俺が,不安や苦しみを感じている場合じゃない…

潤の存在が,初心に引き戻すように
俺を繋ぎ止めてくれた

翔「潤…愛してる…」

口づけて囁けば
うっすらと笑顔を向けてくれる

俺は,いつもこの笑顔に救われてる…
やっぱり守られてるのは俺の方だ…

翔「息,ゆっくり吐いてね…」

またローションを絡めて
ゆっくりと指を増やした

潤「っ…んぁ…は,ぅ…んんっ…」

眉間にしわを寄せて
閉じそうになる瞼に
そっと口づけると

俺を瞳に映して,はぁ…と大きく息を吐いた

翔「二本…入ったよ…痛い?」

首を振るのを確認して
指でナカを押し広げていく

焦らないように
傷つけないように

潤「ぁっ…んんんっ…ぁあっ…」

指が前立腺を掠めると
快感を思い出したかのように
潤の腰が揺れ始めた

翔「潤…気持ちいい?」

さりげなく指を3本に増やして
ナカを刺激する

潤「ぁ,あっ…はぁっ…ダ…メっ,きもち…ぁあっ…」

躰が快楽に素直になってきた…

指はそのままに

潤の反応を確かめながら
ゆっくり躰を離して

潤を上から見下ろした


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