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過激BL短編集

第11章 夕焼けよりお前のほうが…綺麗だよ(完全タイトル詐欺)

「やぁ…まって…ほんとにまって!」

体が小刻みにまだ痙攣している。
気持ちよかったのに、イッてみると恐怖感もすごかった。

「なんかこわいよ…」
「大丈夫だって、イッた時のお前めっちゃ可愛かった」
「へ?」

可愛い…俺が?

「今までイク時も、気持ちいい時も、目をぎゅーって閉じてたお前が、見開いて震えてたから」

あまりの快感で驚いたままイッたからかな。

目、見開いてるのって果たして可愛いのか?

「もう1回…して…」

直哉がまた指を動かし始める。

「ううっ…あっ…直哉ぁ…気持ちいい」
「ほら見てみろ、柊人のナカが俺の指に絡みついて離さない」

涙で潤んだ目でぼやけた自分の卑猥なところを見る。
直哉の綺麗な指が俺の中で暴れている。いやらしい音をたてながら。

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